仕事を辞める人・残された人

 

仕事場の人がもうすぐやめてしまう(Mさんとします)

その方はよくしゃべる方で、笑顔の印象が強い。

 

いつも笑う時は声を出して笑い、Mさんがいるだけで周囲が楽しい雰囲気になる。

人見知りをしない人で、色んな部署の色んな人(上司も含め)と仲がいい。

 

お昼ご飯はMさんを含め数名を一緒に食べているんだけれど、

やっぱりMさんが喋ることが一番多い。

質問を投げかけて絶妙な返事をして周りを笑わせてくれるのもMさんだから、

Mさんにとりあえず話ふっておけば安心。

だからMさんが休みの日は、朝から「今日Mさんおらんからお昼ご飯の時静かかな…」

とかちょっと不安になる。

 

 

なかなか入社したての時、会話に入れずしゃべれない私に、

色んな質問をして仲間に入れようとしてくれ、私にとっては恩人のような存在。

 

たぶん同じ部署の人、他の部署の人、

誰もがMさんが辞めることをさみしく思っていると思う。

 

 

で、まあ人には別れがあるのはもちろん当たり前なんだけど、

私は自己中。

自分のことばっか考える人間だから、やっぱりMさんが辞めた後のことが心配だった。

 

まずMさんと仲の良かったKさん。

KさんはMさんといつも楽しそうにしゃべって、私は2人の会話を静かに聞いている。

KさんはMさんがいないとどうなるんだろう。

たぶん絶対今よりランチタイムがつまらんものになるんじゃないか。

静かになった環境が嫌になるんじゃないか。まるで私がそうさせているかのように。

 

 

ランチタイムが静かになったら、みんな食後に寝てしまうようにならないだろうか。

今でもお昼が終わったら、疲れている人は寝たり、

ケータイをいじったりしている人はいるけど。でも大抵誰かがしゃべっている。

でも、Mさんがいなくなって、

Mさんのおかげでしゃべれていた人たち(私のような)もしゃべれなくなり、

みんな「寝る」を選択してしまうようになったら…それはそれで辛い

寝るしか選択肢がないようで。

 

 

寝ないのであれば、みんなが無理やりしゃべろうと努力してしまうのではないか。

無理やり話題をひねり出して、無理に話を繋げようとする会話は、苦痛でしかない。

話題に対してみんな自然と言葉を交わせるような会話がいい。

 

 

と、いつも頭の中をぐるぐるぐるぐる、色んなシチュエーションを想像してしまう。

私はどう変わるべきかを考える。

しかしいつも実行できずに終わるのである。私はそんな人間。

それは、いつも受け身人間だから。こんな自分わかってるけどなかなか変えられない。

 

 

やっぱりもっともっと人との仲を深めていかないと、とは常々思う。

相手の顔色ばっかうかがって、突っ込んだ話ができない。

質問形式ばかりの会話で繋がらない。そして応えられても「へぇ~」としか言えない。

みんな結構なんでも答えてくれる。冗談を突っ込んでくれる。大丈夫なはずなのに。

 

 

この小心者

 

 

最近やっとみんなの趣味がわかってきて、

共通点もわかってきてしゃべりやすくなってきたから、

もう一歩踏み込める中になれたらとは思う。

 

 

が、私はなかなか人との壁を壊せない、壊させない人間。

たぶん道はもうちょっと遠い。

小心者、ちょっとずつ頑張ります

 

さぶお