帰宅難民 in Canada ②

 

帰宅難民になったキューバ旅行の帰路。

その数日後には日本帰国予定だった。

 

そう、再び帰国難民となったのはその数日後の話。

 

 

帰国前日

ホームステイ先で最後の夕食。

仲の良かった元ルームメイト、仲の良かった韓国人の友人も一緒の夕食。

私のお別れ会というよりかは、ホストファミリーの子供の誕生日会も兼ねた夕食。

その子にプレゼントをあげた。

 

 

元ルームメイトは夕食後、引っ越したシェアハウスに帰って行った。

韓国人の友人は、もともと別の家でホームステイをしていたが、

キューバ旅行を機に私のホームステイ先に引っ越してきた。

だから、数日間だけは私のルームメイト。

 

韓国人の友人は「明日のお見送りに一緒に行くよ」と言ってくれた。

 

 

しかしその時同時に不安なことがあった。

 

 

それは天気である。

 

私の住んでいたビクトリアは、四季があるものの、

一年を通して温暖な気候。ここを選んだ理由の一つでもある。

 

雪は1年に一度降るか降らないか。

しかし私がいる半年の間ですでに3度雪が降っている。

そして、夜から明日にかけて大雪が予想されていた。

飛行機は昼の便。

 

 

うん!!嫌な予感!!!!

 

しかも夕食の時、

「明日雪で飛行機動かないかもね~。飛行機止まれ~

〇〇〇(私の名前)を日本に帰らせるな~!」って冗談で念じられた。

 

 

まぁとりあえず寝るか!!!

 

 

 

朝起きるとそこは、雪国だった。

いや嘘。うっすら積もってるくらい。

 

でもここはあまり雪がなくても、乗り換えのバンクーバーの方がひどいらしい。

朝の時点では、予定していた飛行機は少々の遅延。

 

一か八かで空港に向かった。

向かったといっても、ホストファザーに車で送ってってもらった。

韓国人の友人とともに。

ホストマザーがランチとスナックを持たせてくれた。

 

 

空港までの車の中。

ホストファザーはいつも通りジョークを言って場を和ませてくれた。

でも私も友人もちょっとしんみりした状況で、ほとんどしゃべらなかった。

空港に近づくにつれて涙が込み上げてきたけど、泣くまいと堪えた。

 

 

空港についた。

飛行機は遅延のまま。まだどうなるかわからないけど受付への列に並んでみることに。

 

列が長かったのでホストファミリーとはここでお別れすることに。

すでに泣いていた友人を見て、私も涙があふれた。

 

ありがとう、ありがとう、ありがとう・・・・ほほえましく感動的なお別れだった。

 

ホストファザー「もし飛行機が泊まってしまったら連絡して、迎えに行くから」

 

 

ありがとう・・・

なんかまたすぐ会いそうな予感がするから、その時はよろしく。

キューバ帰宅難民の流れ的に、同じ感じになる予感が若干していた。

 

 

チケットを受け取り、荷物検査を済ませ、搭乗口近くのベンチにすわる。

飛行機の運行状況をずっと凝視する。

 

おねがい・・・・おねがい・・・・おねがい!!!!!

 

 

お願いだから飛行機飛んで!!!遅延は構わんから!!!!おねしゃす!!!

 

 

かなりの遅延だった。というかどんどん遅延でフライト時間が伸びて行った。

 

飛行機の時間まであと45分・・・・・・40分・・・・・35分・・・・・・

 

 

 

 

・・・・・・・・・今回のブログ内容は帰宅難民ですからね、

そうです飛行機が飛ばなくなりました。30分前に。

 

どんどん帰っていく人たち、その中には搭乗口の受付にたかる人もいる。

周りにいた中東系の女性に聞いたところ、

他の運航している飛行機の、

スタンバイという空席待ちについてみんな聞いているようだった。

 

 

私も最後の望みをかけてスタンバイの席を予約し、

ギリギリまで待ってみることにした。

でも私より先にスタンバイの受付をした人が数名いたから、

あまり期待はしていなかった。

 

 

やはり予想通りだった。というか、空席はゼロだった。

 

 

あぁ・・・・・帰れなくなったな・・・・・うん・・・・・

いや、何となくわかってたよ・・・・・・うん・・・・・・

 

私が帰国できないように念じた効果ですね!!!

 

あぁ、カナダが私を帰らせねぇ!!!

 

 

 

翌日の同じ時間の便に変更してもらった。母にも連絡した

 

 

 

 

 

・・・・・・さぁて・・・・・・ホストファザーに連絡しますか・・・・・っと

 

 

 

 

先ほど感動的なお別れをしたところである。

気まずいという気持ちは全くなかった。もはや面白かった。

 

 

20分ほどでお迎えが来たよ。おかえりー

 

 

そして無事帰宅。

ホストファザー「Wecome to Canada!!」

 

 

飛行機が遅れまくっていたので、家についたのは16時ごろ。

食べてなかったランチ(飛行機が心配で食欲なかった)をテーブルでもりもり食べた。

 

その日は外に出ることもなく、友人としゃべって過ごした。

仕事に行っていたホストマザーとも夜に再会。爆笑。

 

すいやせんが、もう一泊させていただきやす。

 

せっかくスーツケースに荷物を無理やり詰めたのに。

またパジャマやらドライヤーやら歯ブラシやらを出さなならんのか・・・

しゃーない

 

 

 

そして翌日、またまた少しの雪を残しつつ空港へ。

今日の分のランチもホストマザーが作ってくれた。ありがとう

今回はなんとか飛行機も大丈夫そうだった。

 

 

韓国の友人と、ホストマザーも一緒に空港についてきてくれて、

みんな勢ぞろいでお見送り。最後にみんなでお写真パチリ。

 

帰宅難民しなかったらみんなで写真撮らずに帰国してたんだと思うと、

一日帰国が伸びてよかったとも思えた・・・でもやっぱり帰りたかったかも。

 

 

今度の今度こそ本当にお別れ、友人はまた泣いたが、私は泣かなかった。

「やっと帰れるね~」的な感じで笑顔のお別れだった。

 

 

 

こうして、悲しいお別れと笑顔のお別れの両方を経験し、

無事日本に帰宅したのである。

 

 

まぁ日本に帰国して急いですることもなかったので、特に焦りはなかった

(4日後に、ももクロライブは控えていたが)

 

最後まで何が起こるかわからんもんです。

でも優しいホストファミリーに出会えて、よい友人に出会えて、

幸せなお別れをして、恵まれていたんだなぁとしみじみ思います。

 

 

辛くない帰宅難民でした。

 

 

 

さぶお